「食べてないのに全然痩せない…」
「年齢のせいで代謝が落ちたのかも…?」
そんな悩みを抱える40代女性は少なくありません。
実はその“痩せにくさ”の原因は、【基礎代謝】の低下にあるかもしれません。
基礎代謝を知ることで、「1日にどれだけ食べていいか」の目安が見えてきます。
つまり、基礎代謝を知ることがダイエット成功への第一歩!
特に40代は、基礎代謝が大きく下がるタイミング。
でも、年齢だけで一括りにするのはNG。生活スタイルや筋肉量によって個人差は大きいんです。
この記事では、40代女性の基礎代謝について、年齢・ライフスタイル別に詳しく解説します。
そもそも「基礎代謝」って何?

基礎代謝とは、
「生きているだけで消費される1日あたりのエネルギー(カロリー)」
1日の総消費カロリーの約60〜70%を占めるのがこの基礎代謝。
つまり、まずは**“燃える体”を作ることが重要**なのです。
基礎代謝は以下の要因で決まります:
- 筋肉量(最重要!)
- 年齢(年を重ねると低下)
- 性別(女性はやや低め)
- 体格(体重・身長)
- ホルモンバランス(40代女性は特に影響大!)
基礎代謝についてもっと詳しく知りたい方はこちら▼
40代女性の基礎代謝の平均値は?

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、40代女性の基礎代謝量の目安は以下の通りです。
年齢 | 基礎代謝基準値(kcal/kg) | 体重の目安(kg) | 基礎代謝量の目安(kcal) |
---|---|---|---|
40〜49歳女性 | 20.9 | 50〜55kg | 約1,045〜1,150kcal |
つまり、40代女性の平均的な基礎代謝は1,100kcal前後。
20代の平均が1200kcal前後なので、100kcalほど低くなっています。
年齢別の変化|40代前半と後半で基礎代謝はどう変わる?

40代といっても、前半と後半で代謝の傾向は異なります。
- 40〜43歳:緩やかな低下期
筋肉量を維持していればまだ高めをキープできる。
基礎代謝量:1,100〜1,150kcal - 44〜46歳:ホルモン変化による影響期
プレ更年期に入り、ホルモンバランスの乱れで代謝も不安定に。
基礎代謝量:1,050〜1,100kcal - 47〜49歳:更年期による代謝低下期
本格的に基礎代謝が落ち始め、痩せにくさが加速する時期。
基礎代謝量:1,000〜1,050kcal
ライフスタイル別!あなたの代謝タイプ診断

同じ40代女性でも、生活スタイルによって基礎代謝は変わります。
【例①】週1〜2回の筋トレ・ジム通い → 代謝キープ型
→・筋肉量を維持できており、比較的高めを保っている
👉基礎代謝:1,200kcal前後
【例②】立ち仕事が多い・家事でよく動く → 平均維持型
→・日常的に動いていることで筋力低下を防止
👉基礎代謝:1,050〜1,150kcal程度
【例③】デスクワーク・運動ゼロ → 低代謝型
→・筋肉量が減り、基礎代謝も低下傾向に
👉基礎代謝:1,000kcal前後
基礎代謝を下げない!40代女性のための7つの習慣

40代こそ、「燃える体」を意識して行動することが重要です。以下の7つを日常に取り入れてみてください!
- 下半身中心の筋トレ習慣(週2回以上)
- 朝食で代謝スイッチON(温かい味噌汁・卵など)
- 良質な睡眠(6.5〜7時間)
- 冷え対策(湯船につかる・温活アイテム)
- 1日1.5〜2Lの水分補給(常温または白湯)
- 高たんぱくな食事(肉・魚・大豆製品をしっかり)
- ストレスマネジメント(深呼吸・散歩・趣味など)
自分の摂取カロリーの目安を知ろう!

基礎代謝がわかると、**「じゃあ私は1日にどれくらい食べていいの?」**という疑問がわいてきますよね。
実は、ダイエットにおいて「摂取カロリーの目安」を知ることはとても重要です。
目安を知らずにやみくもに食事を減らすと、代謝が落ちたり、リバウンドの原因になることも…。
摂取カロリーは「基礎代謝 × 活動量(活動レベル)」から計算できます。
これを知っておくことで、自分に合った適切な食事量がわかり、無理なく続けやすくなりますよ!
具体的な計算方法や、目的別の目安が知りたい方はこちらをチェック▼
まとめ|40代女性こそ基礎代謝を意識して、太りにくい体を育てよう
- 40代女性の基礎代謝は約1,100kcal前後とやや低め
- 筋肉量・生活習慣・ホルモンの影響で差が出やすい
- 「基礎代謝×生活習慣」で未来の体型が決まる!
40代は「痩せづらくなる」時期ではありますが、代謝の低下はコントロール可能です。
無理に食事制限する前に、まずは基礎代謝を高める生活をはじめましょう。
今日からコツコツ積み上げて、「燃える体」を取り戻しましょう!
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